[聴きどころ]
3年ぶりとなるベルリン古楽アカデミー・オーケストラ(Akamus)の来日公演は、ベルギー屈指のソプラノ歌手ソフィー・カルトホイザーを迎えて、若きヘンデルのカンタータの大作『愛の妄想─あの宿命の日から─』HWV99を披露します。愛する人を失ったクローリの心情を描いた狂乱的なアリア、オーボエ、ヴァイオリン・ソロの超絶技巧など、聴きどころの多い作品です。
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ベルリン古楽アカデミー 2016年1月1日 最新ライヴ映像 ヘンデル『水上の音楽』
ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ & ソフィー・カルトホイザー soprano 2019年9月来日公演 AKADEMIE FÜR ALTE MUSIK BERLIN SOPHIE KARTHÄUSER, Soprano ベルンハルト・フォルク (ヴァイオリン・ソロ、コンサート・マスター) Bernhard Forck, solo violin and concert master クレニア・レフラー(バロック・オーボエ) Xenia LÖFFLER, Baroque oboe ベルリン古楽アカデミー |
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演奏曲 J.B.バッハ: 管弦楽組曲 第1番 ト短調 C.P.E.バッハ: オーボエ協奏曲 変ロ長調 Wq.164 G.F.ヘンデル: カンタータ HWV99 「愛の妄想 ─あの宿命の日から─」 |
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2019年日本公演スケジュール 9月26日(木) 19:00 名古屋 電気文化会館ザ・コンサートホール 9月28日(土) 14:00 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール 完売 9月29日(日) 15:00 東京 トッパンホール 完売 9月30日(月) 19:00 東京 武蔵野市民文化会館小ホール 完売 |
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ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ 来日メンバー CAST - AKADEMIE FÜR ALTE MUSIK BERLIN ヴァイオリン Violins ベルンハルト・フォルク Bernhard Forck - Concertmaster ケルスティン・エルベン Kerstin Erben バルバラ・ハルフター Barbara Halfter デルテ・ヴェッツェル Dörte Wetzel トマス・グレーヴェ Thomas Graewe グートルン・エンゲルハルト Gudrun Engelhardt エンマヌエッレ・ベルナルド Emmanuelle Bernard ヴィオラ Violas クレメンス=マリア・ヌスツバウメル Clemens-Maria Nuszbaumer シュテファン・ズィーベン Stephan Sieben チェロ Cello カタリーナ・リツィッヒ Katharina Litschig コントラバス Double bass ヴァルター・ルメル Walter Rumer チェンバロ Harpsichord ラファエル・アルパーマン Raphael Alpermann リュート Lute ミゲル・リンコン・ロドリゲス Miguel Rincón Rodriguez オーボエ/リコーダー Oboe/Recorder クセニア・レフラー Xenia Löffler ファゴット Bassoon エックハルト・レンツィンク Eckhard Lenzing 事務局長 Managing Director ウーヴェ・シュナイダー Uwe Schneider |
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ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ ベルリン古楽アカデミー(略称Akamus)は、1982年に旧東ドイツ、東ベルリンのさまざまなオーケストラの若い団員たちによって古楽専門のオーケストラとして創立され、いまでは世界の室内オーケストラをリードするグループとして認められている。 リアス室内合唱団との共演では、レコーディングにおいて数多くの賞を受賞をしているほか、イザベル・ファウスト、アンドレアス・シュタイアー、アレキサンダー・メルニコフ、アンナ・プロハスカ、ベジュン・メータなど国際的に活躍するソリストたちとの共演も多い。また特筆すべきは、モダン・ダンス・カンパニー、
サシャ・ヴァルツ&ゲスツとの共同制作、パーセルの歌劇「ダイドーとエネアス」、現代作曲家パスカル・デュサパンの歌劇「メディアマテリアル」の上演で、芸術的な境界を越えて評価されている。 Akademie für Alte Musik Berlin (ベルリン古楽アカデミー) website ソフィー・カルトホイザー (ソプラノ) SOPHIE KARTHÄUSER, Soprano モーツァルト作品のすぐれた歌い手として世界的に知られ、パミーナ、スザンナ、サンドリーナ、セルペッタのほか、デスピーナとツェルリーナ、イリアなど数々の役を演じている。ほかにはルセ指揮のもとシャンゼリゼ劇場で歌劇≪カリスト≫のタイトルロール、クリスティとアメリカ人振付師トリーシャ・ブラウンによるエクサンプロヴァンス音楽祭の大型企画≪ラモー・プロジェクト≫、ガーディナー指揮、パリのオペラ・コミークのほかハイライトは、アイム指揮、シャンゼリゼ劇場でのシャルパンティエの歌劇≪メデ≫、ヤーコプス指揮、テアター・アン・デア・ウィーンでのヘンデルの歌劇≪ラダミスト≫への出演がある。2015年にはヘンデルの歌劇≪タメルラーノ≫でモネ劇場に再び出演、2016年3月はベルリオーズの歌劇≪ベアトリスとベネディクト≫でモネ劇場に、グライドボーン音楽祭にも出演するなど数多くのオペラ公演に出演している。 ソロ・アルバム「グレトリ・アリア集」(Diapason découverte賞)、A.シュペリングのハイドンのオラトリオ≪トビアの帰還≫、ヘンデルの歌劇≪ファラモンド≫、≪オルランド≫、モーツァルトの歌劇≪偽の女庭師≫などのほか、カルトホイザー&アンサンブル・コレスポンダンスのド・ラランド≪ルソン・ド・テネブレ≫(Harmonia Mundi)は2015年ディアパゾン・ドール賞を受賞。 ベルンハルト・フォルク [コンサートマスター、ヴァイオリン] Bernhard Forck, Concertmaster, Violin 1986年エバーハルト・フェルツ氏のもとで学んだベルリンのハンス・アイスラー音楽大学を卒業後、ベルリン交響楽団のメンバーになった。同時期にヒストリカル奏法に興味をもち、ピリオド楽器をザルツブルク・モーツァルテウム大学のアーノンクール氏をはじめとしたその道の権威に学ぶ。 レフラー (バロック・オーボエ) Xenia Löffler, baroque oboe エアランゲンに生まれ育ち、ニュルンベルクのマイスタージンガー・コンセルヴァトリウム(現ニュルンベルク=アウクスブルク音楽学校)に入学。高等学校卒業後、バーゼル・スコラ・カントルムに進学し、リコーダーをC.シュタインマン、バロック・オーボエをK.アーフケンに学んだ後、ハーグ王立音楽院に進んでK.エッピングに学ぶ。国内外のコンクールで数々の賞を受賞。2001年からベルリン古楽アカデミーのメンバーで、首席オーボエ奏者。ベルリン芸術大学でヒストリカル・オーボエを指導しているほか、ドイツ国内外でマスタークラスを行なっている。2018年からノイブルク・アン・デア・ドナウ夏期古楽アカデミーの芸術監督を務めている。 |
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