Kristian Bezuidenhout Cembalo Recital
Saturday, October 14 2023 @ Hyogo Performing Arts Center Recital Hall

ベザイデンホウト チェンバロ・リサイタル
“バッハ、シャコンヌへと至る旅”
2023年 10月14日(土) 2:00p.m.
兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
A席 5,000円 B席 4,000円

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名指揮者 パブロ・エラス=カサド氏も絶賛する鍵盤楽器奏者、
ベザイデンホウトによる日本で初めてのチェンバロ・リサイタルが、遂に実現します!

しかも、兵庫公演、一回限り!!

今年5月には平崎真弓とのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ公演で、フォルテピアノの名演の記憶がまだ覚めやらないところですが、
10月には、イザベル・ファウスト、クリスティン・フォン・デア・ゴルツと共に、トリオで再来日いたします。

そしてチェンバロ・リサイタルでは、
自ら編曲した、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ BWV1004 (シャコンヌつき)を初披露します。

バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータの編曲といえば、
2012年に亡くなられた巨匠グスタフ・レオンハルト氏の名編曲版がありますが、
ベザイデンホウトの編曲からどんなパルティータが聴けるのか、楽しみでなりません!

独自のヴィジョンから芸術的な輝きを放つチェンバロ演奏を、どうぞお聴き逃しなく。








・・・the listener is drawn in by the myriad subtleties of Bezuidenhout's playing and by the glorious sounds he draw from his instrument...
Most important, though, is Bezuidenhout's playing itself. (Gramophone Magazine March 2019)
聴き手は、ベザイデンホウトの演奏の無数の繊細さと、彼の楽器から引き出される輝かしい音色に引き込まれる.....
しかし、最も重要なのは、ベザイデンホウトの演奏そのものである。



Repeated listening has convinced me this is one of the finest, most deeply perceptive and
thrilling performances of Beethoven's Fourth concerto on record. (Gramophone Magazine October 2020)
何度も聴いているうちに、これはベートーヴェンの協奏曲第4番のレコードの中でも最も素晴らしく、
最も深く鋭敏でスリリングな演奏だと確信した。


ベザイデンホウトといえば、世界的なフォルテピアノ奏者、ピアニストとして知られていますが、実はチェンバロの名手でもあるのをご存じでしょうか。彼の演奏は、モーツァルトをはじめ、J.S.バッハ、ベートーヴェン、C.P.E.バッハなど・・作曲家が変わっても、楽器が変わっても、彼の個性として随処に現われる独特の美しさがあります。

それはたとえば装飾音符やフレーズの終盤、音のダイナミクスなどにあらわれますが、どれも作品の魅力を倍増させる効果をもっています。そのダイナミクスやチャーミングさを間近で体験できるのは、ライブコンサートならではの醍醐味です。細い弦が極々小さな爪ではじかれるチェンバロから紡がれる豪奢で繊細、香り高いベザイデンホウトによる芸術的な音楽の数々を、最高のホールの響きでお楽しみください。

2023年10月14日(土) プログラム

J.K.ケルル: トッカータ ト短調、パッサカリア ニ短調
ルイ・クープラン:プレリュード ハ長調 (クラヴサン曲集 第10番より)
クリスティアン・リッター:組曲 ハ短調
ルイ・クープラン: パッサカイユ ハ長調 (クラヴサン曲集 第27番より)
ヘンデル: アルマンド ニ短調 (チェンバロ組曲 第3番 HWV428より)
ヘンデル: クーラント ニ短調 (チェンバロ組曲 HWV437より)
ヘンデル: アリアと変奏 ニ短調 (チェンバロ組曲 第3番 HWV428より)
・・・・・
フローベルガー: ブランロシェ氏の死に寄せるトンボー ハ短調
J.S.バッハ (ベザイデンホウト編): パルティータ  ト短調
          (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ニ短調 BWV1004)
  


◎予定使用楽器
2段鍵盤チェンバロ M・MIETKE モデル
製作者 JAN KALSBEEK (オランダ・ZUTPHEN) 2000年作
 

クリスティアン・ベザイデンホウト

 ──天才フォルテピアノ奏者が弾くチェンバロ

Kristian Bezuidenhout Fortepiano, Piano, Cembalo


 クリスティアン・ベザイデンホウトは、フォルテピアノ、チェンバロ、モダン・ピアノを自在に操る、現在最も注目されるエキサイティングな鍵盤楽器アーティストのひとりである。1979年南アフリカ生まれ。オーストラリアで研鑽を積み、イーストマン音楽院を修了。ピアニストとしてレベッカ・ペニーズに師事した後、初期鍵盤楽器を探求し、チェンバロをアーサー・ハースに、フォルテピアノをマルコム・ビルソンに、連弾と演奏練習をポール・オデットに師事した。クリスティアンは21歳のとき、ブルージュ国際古楽コンクールで名誉ある優勝と聴衆賞を獲得し、国際的な評価を得た。
 フライブルク・バロック・オーケストラ、レ・ザール・フロリサン、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント、18世紀オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団、シカゴ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団など、世界の一流アンサンブルに定期的に客演しているほか、イングリッシュ・コンサート、ターフェルムジーク、コレギウム・ヴォカーレ、ジュリアード415、カンマーアカデミー・ポツダム、ダニーデン・コンソート(バッハのマタイ受難曲)などに客演している。 これまでにジョン・エリオット・ガーディナー、パブロ=エラス・カサド、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ベルンハルト・ハイティンク、フランス・ブリュッへン、トレヴァー・ピノック、ジョヴァンニ・アントニーニなどの指揮者と共演、またジャン=ギアン・ケラス、イザベル・ファウスト、アマンディーヌ・ベイエ、ジュリアーノ・カルミニョーラ、アリーナ・イブラギモヴァ、レイチェル・ポッジャー、平崎真弓、キャロリン・サンプソン、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、マーク・パドモア&マティアス・ゲルネなどソリストたちからの信頼も厚い。

 ベザイデンホウトのハルモニア・ムンディでの豊富で受賞歴のあるディスコグラフィには、モーツァルトの鍵盤音楽全集(ディアパゾン・ドール・ド・ラネ、ドイツ室内楽賞、カエシリア賞)、フライブルク・バロック・オーケストラとのベートーヴェンのピアノ協奏曲全集、第九&合唱幻想曲、バッハのヴァイオリン・ソナタ全曲(イザベル・ファウスト)、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(with ペトラ・ミュレヤンス)、メンデルスゾーンとモーツァルトのピアノ協奏曲(with フライブルク・バロック・オーケストラ)(エコー・クラシック)、ベートーヴェンとモーツァルトの歌曲集、シューマンのディヒターリーベ(マーク・パドモア)(エジソン賞)などがある。
 
 今後のリリース予定には、2023年9月に録音予定のフライブルク・バロック・オーケストラとのモーツァルトのピアノ協奏曲集がある。
 現在、フライブルク・バロック・オーケストラ芸術監督、イングリッシュ・コンサート首席客演指揮者。

Sonata No. 1 in B Minor, BWV 1014: I. Adagio




Sonata No. 4 in C Minor, BWV 1017: II. Allegro




ダニエル・ホープ指揮
ヨーロッパ室内管弦楽団


Daniel Hope ・ Javier Martin ・ Kristian Bezuidenhout
Orchestra: Chamber Orchestra of Europe Conductor, Violin: Daniel Hope

Brandenburg Concerto No. 5 in D Major, BWV 1050: I. Allegro





  Harmonia Mundi クリスティアン・ベザイデンホウト ページ 
https://www.harmoniamundi.com/en/artistes/kristian-bezuidenhout/





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