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2022年11月日本公演プログラム
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ロナルド・ブラウティハム フォルテピアノ・リサイタル 11月28日(月) 2:00p.m.開演 [1:30p.m.開場] ◆ 武蔵野市民文化会館小ホール 全席指定 5,000円 ペア・シート9,000円 ≪チケットお取り扱い≫ 本公演は終了いたしました 販売手数料、郵送料無料!! チケットのお申込み・お問い合わせ: TEL:(03)5216-7131 アレグロミュージック (営業時間: 火・木・金曜日 11:00~16:00) 営業時間外は、恐れ入りますがメールでお問い合わせをお願いいたします。 TEL:(0422)54-2011 武蔵野文化生涯学習事業団 (営業時間:9:00~18:00 無休) インターネットからのご予約 イープラス: https://eplus.jp/sf/detail/3670630001-P0030001 (取扱い終了) |
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巨匠が弾く、 ベートーヴェン 「エロイカ変奏曲」「熱情」、シューベルトの最後のソナタ オランダを代表するピアニスト、ロナルド・ブラウティハムは、2019年に来日した際に、エト・デ・ワールト指揮、NHK交響楽団との協演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲『皇帝』を、現代ピアノの王様スタインウェイと共に、3000人収容できるNHKホールで、堂々とした気概あふれる演奏を聴かせてくれた。一方でその3日後には、400席余りのトッパンホール、兵庫県立芸術文化センター小ホールでは、モーツァルト時代のフォルテピアノで、ベートーヴェンの『ワルトシュタイン』や、ハイドンのソナタを披露。作品がいま誕生したかのような瑞々しさで、5オクターヴ半、68の鍵盤の最低音から最高音の魅力を引き出した。 ブラウティハムはこれまでに、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと、ウィーン古典派の3巨匠のピアノ作品をほぼすべてというくらい収録している。とにかく徹底的に、古典派のピアノ作品を研究している。特にベートーヴェンのソナタは「モダン・ピアノでの演奏がスタイル変更に成り得る、模範的な演奏」とアメリカでも高く評価されているが、モダン、古楽器という範疇を超えた演奏なのである。さらに古典派においての経験をシューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、バッハなど精力的にその前後の時代の演奏へと広げ、いまもなお進化しつづけている。 ベートーヴェンのソナタ全集では、作品が作曲された年代ごとに、3台の異なるフォルテピアノを弾き分けている。それらの楽器を製作したのは、チェコ出身の製作家ポール・マクナルティである。マクナルティのフォルテピアノといえば、内田光子氏やベザイデンホウトなど第一線で活躍するピアニストたちも所有している現代の名工の楽器だ。 録音の際も、自宅でもマクナルティの楽器を愛奏しているブラウティハムは、その魅力についてこう語っている。「マクナルティの楽器は最高です。”博物館のレプリカ”というより、”魂”をもつ唯一のフォルテピアノです。私は彼の楽器が18世紀後半に生きたアントン・ヴァルターの精神を引き継ぐ唯一の楽器であると本当に信じています」。 今回の来日公演で使用される楽器は、なんと2台!! マクナルティが2002年に製作した1800年頃のフォルテピアノをモデルにした楽器と、1820年にインスブルックでヨハン・ゲオルク・グレーバーによって製造された202歳のオリジナルである。 |
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ロナルド・ブラウティハム ≪ピアノ、フォルテピアノ奏者≫ Ronald Brautigam
– Piano, Fortepiano オランダでもっとも尊敬される演奏家のひとり。アムステルダムとロンドンでピアノを学び、アメリカでルドルフ・ゼルキンに師事。1984年オランダ政府より音楽分野でもっとも名誉あるオランダ・ミュージック・プライズを受賞。デュトワ、ハイティンク、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、ホグウッドなどの著名な指揮者のもと、主要なヨーロッパのモダン、ピリオド両方のオーケストラと定期的に共演してきた。次第にフォルテピアノ演奏に情熱を傾けるようになる。 1995年からスウェーデンのBISレーベルと提携し、これまでにフォルテピアノでのモーツァルトとハイドン、ベートーヴェンのピアノ曲全集など60以上のタイトルをリリースしている。BIS以外にもデッカ・レーベルで、シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とショスタコーヴィチ、ヒンデミットなどのピアノ協奏曲、パロット指揮ノールショピング交響楽団とのモダン・ピアノでのベートーヴェンの協奏曲シリーズなどの録音もある。これまでエディソン賞、ディアパソン・ドール賞、カンヌのMIDEMクラシカル・アワード2010など著名な賞を多数受賞している。 2009年からはウィレンス指揮ケルン・アカデミー・オーケストラとフォルテピアノによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲シリーズで、11枚のCDをリリース。 5年かけて3台のフォルテピアノを作品に応じて弾き分けたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(BIS SA2000/9枚組)が、2015年ドイツ・レコード批評家賞とエディソン賞をダブル受賞。 現在、精力的に演奏活動を行なっているほか、バーゼル音楽大学の教授を務めている。 ♪ブラウティハム CD
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